iPhone・カード転売のユニット経済分析(第1回)
1. 導入:なぜ「副業決算ラボ」を始めるのか
はじめまして、サブです。
私は普段、金融機関で
中小企業の財務支援やM&Aに携わっています。
日々、企業の決算書を分析する中で強く感じているのは、
「数字は嘘をつかないが、
整理しなければ“本当の姿”は見えてこない」
という事実です。
一方で、私自身も
「副業」という名の個人ビジネスを営んでいます。
これまでは
「今月いくら儲かった」「今回は失敗した」
といった、どこかギャンブル的な感覚で一喜一憂してきました。
しかし、これからは違います。
👉 自分の副業も、1つの“事業”として扱う。
👉 決算し、分析し、改善する。
このブログは、そのための
**実験場=「副業決算ラボ」**です。
2. 今回の事業報告:個別案件のユニット・エコノミクス分析
今回は、直近で実施した
3つの取引を取り上げ、
それぞれを経営指標ベースで分解します。
① 高単価・低マージン戦略(iPhone A)
▼ 実績データ
- 売上:96,500円
- 営業利益:3,990円
- 利益率:4.1%
- ROI(投資利益率):4.3%
- 時給換算:11,970円
(作業時間:20分)
▼ 分析
利益率だけを見ると、正直かなり低いです。
しかし、ここで注目すべきは資金効率と回転率。
iPhoneは
- 売れるまでが早い
- 価格ブレが小さい
- キャッシュ化が容易
金融的に見れば、
20分の労働で約4,000円の営業利益を生む
「超高効率キャッシュマシン」と評価できます。
② お宝発掘・高マージン戦略(iPhone B)
▼ 実績データ
- 売上:75,000円
- 営業利益:33,490円
- 利益率:44.6%
- ROI:81.6%
- 時給換算:8,372円
(作業時間:4時間)
▼ 分析
仕入原価に対する利益率の高さが際立つ案件です。
リサーチには約4時間かかりましたが、
その分、期待値の高い仕入れができました。
ここが重要なポイントです。
- ギャンブル:
4時間考えても、外せば利益ゼロ - ビジネス:
リサーチは営業利益として確定する
「時間=コスト」ではなく、
「時間=投資」になるのが事業です。
③ スモール資本・トレンド投資(トレカ)
▼ 実績データ
- 売上:11,000円
- 営業利益:4,490円
- 利益率:40.8%
- ROI:74.8%
▼ 分析
少額資本ながら、
高い利益率とROIを確保。
金額は小さいものの、
- 資本拘束が短い
- リスクが限定的
という点で、
ポートフォリオ分散用の小口案件として非常に優秀です。
3. 総括:ギャンブルから「経営」へのシフト
今回の3件を合計すると、
- 営業利益:約42,000円
- 労働時間:約4.5時間
もしこの資金を
競馬の「単勝」に投じていたら、
10分後には0円になっていたかもしれません。
しかし、
- 資本を
- 物販という事業に投じ
- 数字で管理した結果
4万円超の営業利益として積み上がりました。
「期待値の低いギャンブルから、
資本効率の高い事業へ」
これが、私が副業を
“経営”として扱う理由です。
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